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RCWController + ESP-WROOM-02 + モーター・シールドで、タミヤのギヤボックスを動かして見た

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RCWController + ESP-WROOM-02 Arduino互換ボード + Arduino用モーター・シールドで、タミヤのギヤボックスを動かして見ましたので紹介します。

あとはこれをタミヤのタンクなどに載せるだけで簡単ラジコンが出来ます。

使用するもの

・iPhone/iPad/iPod Touch

RCWController (iPhone/iPadをゲームパッド風にするアプリ。UDPでWi-Fi機器と接続することができます。)

ESP-WROOM-02 Arduino互換ボード

Arduino用モーター・シールドキット V2.3

Esp8266_UDP_Motor_V2  (RCWControllerでモータを制御するためのESP-WROOM-02用ファーム)

・モバイルバッテリー(ESP-WROOM-02 Arduino互換ボード用)

・エネループ(モータ用)

・モーター電源用の電池BOX (SW付が便利)

・タミヤの「ダブルギヤボックス」または「ツインモーターギヤーボックス」

・その他 ブレッドボード、ケーブル類

 

 制作手順

手順1:ESP-WROOM-02 Arduino互換ボードにファームを書き込む

ESP-WROOM-02をArduino IDEで開発する方法はこちらを参考にして下さい。

私が使用したArduino IDEは1.6.8です。

IDEの設定が終わったら、まずここからファームのスケッチダウンロードし、適当なディレクトリに解凍します。。

次に、IDEのメニューの 「スケッチ―>ライブラリをインクルードー>ライブラリを管理」 を選択、ライブラリマネージャを開き”Adafruit Motor Shield V2 Library”をインストールします。

そして、ダウンロードしたスケッチをコンパイルし、ESP-WROOM-02に書き込みます。

 

書き込み後、シリアルモニタを開くとIPアドレスが表示されるのでメモしておいて下さい。

 

 

手順2:ESP-WROOM-02 Arduino互換ボードとモーター・シールドの配線

ESP-WROOM-02 Arduino互換ボードとモーター・シールド

 

 

ESP-WROOM-02 Arduino互換ボードの電源はモバイルバッテリーを使います。

 

 

モーター・シールドの電池ボックスとモーターの配線はこんな感じです。

この写真では付いていませんがモータの端子間には、ノイズ対策用に0.01μFのコンデンサをつけてください。

 

 

モーターの電源は電池ボックスから供給するのでVIN Jumperのショートピンは抜いておきます。

 

 

手順3:配線とファームの動作確認

ここからRCWControllerをiPhone/iPad/iPod Touchにインストールします。

ESP-WROOM-02の電源を入れ、iPhone/iPad/iPod Touchの設定を開きWiFiを選択すると、ESP-Motorというアクセスポイントが表示されるので接続します。

パスワードは esp8266ap です。

電源は ESP-WROOM-02 ー>モータの順に投入。切るときはその逆の順番です。

RCWControllerを起動して、真ん中の赤いONボタン押します。

 

 

IPアドレスの設定が出るので先ほどメモしたアドレスを指定してConnectボタンをおします。

 

 

うまく接続出来れば左の十字キーでモーターの操作ができるようになります。

右側をANALOGスティックに切り替えればモーターの速度変更ができるようになります。

 

 

手順4: 組み立て後の調整など

モータの回転方向が意図した方向と違っているときは、モータシールドとモータの配線の+-を逆にしてみてください。

あとはこれをタミヤのタンク等に載せれば簡単ラジコンが出来ます。 

この記事も参考にしてください。(ただしコントローラのキーやスティックの機能割り当ては異なります)

mbed HRM1017 + RCBController で、タミヤのタンクを動かしてみた。

 

ー以上ー 

参考

・ ノイズキラーの効果について  


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